エンジニアのサブルーチン

あまり注目されない組み込みのシステムエンジニアをやっています。エンジニア業界のこととか、勉強したこととかを不定期に更新していきます。

Javascriptの変数宣言と使い分け

Ajaxの記事書いてた時に気になってたんだけど、constってなんや?って事で今日は変数宣言と使い分けの方法についてまとめてみる。

...

最初に変数と変数宣言についておさらい。

  • 変数とは文字列や値を入れる箱のようなもので、繰り返し利用できるようにする機能のこと。
  • 変数宣言とは文字通り「ここから変数だよ」っていう宣言のようなもの。この変数宣言には3種類ある。

var

  • 値の再代入が可能な変数を宣言できる。
  • 初期値のない変数を宣言できる。
var firstname; //初期値がない変数の宣言

firstname = "Suga";

firstname = "Sato"; //再代入可能

let

  • 値の再代入可能な変数を宣言できる。
  • 初期値のない変数を宣言できる。
let firstname; //初期値がない変数の宣言

firstname = "Suga";

firstname = "Sato"; //再代入可能


こうしてみるとvarとletはほとんど同じように見えるが、varは同じ変数名で再度宣言できてしまうという問題がある。

var firstname = "Suga";

var firstname = "Sato";

letだと再度宣言するとSyntaxErrorがでる

let firstname = "Suga";

let firstname = "Sato"; // => SyntaxError: redeclaration of let firstname

varを使うのが一般的だけど、letはvarを改善したものらしい。ならletの方が良くない?

const

  • 再代入不可の変数を宣言する。
  • var,letと違い、初期値のない変数は宣言できない。
const FIRST_NAME = "Suga";

FIRST_NAME = "Sato"; // =>TypeError: invalid assignment to const 'FIRST_NAME'

constは値を変えたくない時に使用する。constをわかりやすくするために、変数名は大文字 + _ が一般的。 消費税率とか、APIキーとかで使うよ。

...

また気になった事でも書くかな。終わり。